「あ!リカの写真の祐也ウケる。見ろよ麻衣」
話を反らす様に、笑みを浮かべてリカさんが持ってる写真を私に渡してくる。
無理矢理……に見えた。さゆりさんの笑顔。
自分が無理して笑う時間がある分。
周りに居る人の顔色伺うのは癖小さな頃からの――――癖。
さゆりさんは、深く突っ込んで欲しくないのかもしれないから。
「相変わらず昔からアホ面ですね」
「え!私昔祐也くん好きになりかけたんだけど!」
「リカさん趣味悪……」
「あははは!」
「ちょ……麻衣!さゆりも笑うなって」
その場の空気に、任せる事にした。
笑いながら、写真をある程度見ると、皆でお風呂に入ろう、となり。
二人ずつのペアね、と。私はカナさんとお風呂を借りた。

