青空の下月夜に舞う 2


慶太郎も、この頃から金髪だ。
ふわふわのライオン頭も健在で、タバコをくわえてさゆりさんとVサインをしている。


この頃が。
あの時しゃべってくれていた頃なのかな。

よく見れば顔には傷があるし、今よりも纏う空気が尖っている様にも思えるのは、話を聞いているからなのかもしれない。



そして。次の一枚。

……ん?あれ?


ゆっくり一枚、一枚見ていくけど。


慶太郎との写真が沢山。

中には、慶太郎がさゆりさんの頬にキスしていたり、腰に手を回していたりする。



「元、彼氏だったりする」


目を丸める私に、届いたさゆりさんの声。
見上げると、照れたような。
でも、少し眉を曲げて、切な気に笑っていた。