青空の下月夜に舞う 2


「あ。祐也だ」


私が言葉を漏らすと、さゆりさんが「祐也は同中だからな~」と。

髪は既に赤く、いつからこんなぶっ飛んだ頭なんだ、と疑問に思う。


前髪立ってるし。

今より幼さが残る顔。体も今より細くてチビだ。


今度会った時からかってやろ。



次の一枚は、10人程で、皆甚平や浴衣を着て写ってる。……端に居るのは響だ。



わ……何かレアショット見た気分。
少し長めの髪は変わってない。
色白いし。髪も夜の闇に馴染んでいる。


暫くその一枚を見つめた後、似たような写真が数枚あり。

楽しそうな雰囲気に、こっちまで穏やかな笑みが漏れそうだ。


写真をまた一枚、後ろに持ち変えながら眺めていた時。次の一枚は慶太郎とさゆりさんのツーショットだった。