青空の下月夜に舞う 2


「ボコボコにした後、ゲーセンで響と遊んでたら携帯が鳴ったんだよ。しかも兄貴から。家からだと電話出ねえからさ。よく考えたよな」


電話に出ると、お母さんが泣きながら学校来なさいと。慶太郎に告げたらしく。

程なくして響の携帯にも家から電話があり、学校に来る様に言われて。二人で学校に向かったんだと口にした。


「ボコった奴の親がPTAやってて、学校に乗り込んで来てたんだよ。そこだけじゃなくて、PTA の中で県内で有名らしくてさ。つーか、親にチクるぐらいなら不良やめろって話だよな」


僅かに漏れる笑みは、どんな意図があるのか。
悲しみからか、怒りからか。
呆れたからか。

私にはよく分からなくて。



けれど。