青空の下月夜に舞う 2

私はゆっくり上体を起こし、寝転がった慶太郎を見る。


もう一度。息を吐いた慶太郎は。


「あーあ。萎えちまったよ」


呆れた様に笑った。


その姿に安心して。私も釣られて笑うと、鼻で笑う慶太郎に、自然と口角が上がる。



「お前なんなんだよ」

「え。上野麻衣……」

「いっそマミちゃんにしちゃえよ」

「微妙に懐かしくない?それ」


ふふっと。お互いに笑う。




「わりぃな。ちょっとふざけすぎた」


「いいえ」


裸女と慶太郎は、よく言い合ってるけど、その時と変わらないふざけた顔。

ちゃんと謝る辺り、生意気赤ザル(祐也)とは大違いだ。