青空の下月夜に舞う 2

雄大が私を抱く時の前の顔や雰囲気とは明らかに違う。

勿論、慶太郎が私に好意を抱いてる訳じゃないのは明確で。


「言ったな、てめぇ……今の言葉忘れんなよ」


反対の手が腰に周り、リビングに体を倒された。

上から見下ろす慶太郎は。
やっばり瞳が震えてる。



数秒見つめた後。

私の首に顔を埋めようとしたけど。



「慶太郎は、何が怖いの……?」



そう告げると。ピタリと動きを止めた。


表情は見えない。
体は震えたりしてないから、反応は分からない。

白い天井を見つめながら、私は小さく息を吐いた。