青空の下月夜に舞う 2

動揺するでしょう?普通は。

私喧嘩見るの慣れてないんだよ。
普通に怖かったし。

いつもテンション高い慶太郎が話してくれないし。


気まずさから、じっと慶太郎を見つめる。


「食いしん坊じゃね?その袋惣菜でしょ」


私の荷物を指差して。
笑いもせずに話す。


「ああ、この後運動して食べるの?ヤるんでしょ。セックス」

「……」


は?

何て言わせてくれる雰囲気じゃない。
あたかも当然の様に言い放つ姿に、言葉を失う。


「まだ興奮しきれてないし。俺の中のモヤモヤ。麻衣ちゃんが処理してくれんでしょ」


淡々と話しているけれど、そんなつもりはないし、全力でお断り。

しかも、ここはファミレス。
周りの目があるのに。平然としている鉄の心臓には天晴れだ。