青空の下月夜に舞う 2



「明日、」


突然体に走る緊張感。

この三人で話すのは、携帯の電源を切ったあの日以来。


明日からバイトだ。


その事で何かあるのかな、と。ちょっと思ってはいたからか。


部屋で話していた時のトーンと同じなのに、この違いはなんだろう。

テレビに向けていた視線を、響きに向けると、慶太郎はテレビを見ていて。


「明日?」


その先の言葉を促す。
響は私をしっかり見ているもんだから、余計に緊張が増した。



「パン買いに行っていいか?」

「…………は?」

「カレーパンが美味いらしいな。祐也が言ってた」

「ああ……猿が……毎度あり」

「ふはっ。麻衣ちゃん何それ」


いや、何それって。
こっちが“何それ”ですが。