「どれがいい?」
出されたのは、サラダに甘辛のお肉が入った冷製パスタと、サンドイッチにおにぎり3つ。
「全部食えるなら食え」
「や、流石に全部は入らない」
悩んだ末サンドイッチを手に取ると、それならおにぎりも食えと言われて、おにぎり1個。押し付けられた。
「いただきます」
「ん」
私が手に取ると、残りは響が食べるみたいで。
二人でもぐもぐ。
……つーかさ。
私餌付けされてるみたいじゃない?
横目で響を見るけど、長めの前髪が邪魔して私の位置からは、はっきり表情が伺えない。
「……うまいか?」
「ん?!……あ、うん。美味しいです」
不意に話しかけられびびる。
何なんだ、私は。

