青空の下月夜に舞う 2

そのまま洗面台で歯磨きを済ませると、部屋に直接行こうかと考えたけど。



……おやすみって言った方がいいよね?
シャワー次待ってるかもしれないし。


脱いだ服を部屋に置いて、慶太郎の元へと行く。


「シャワー出たよー……」

「……あ?あぁ、分かった~」


リビングの扉を空けながら、言葉を放つと、ソファーに座る家主には届いた様で、軽く返事をされる。


「お、おやすみなさい」

「ははっ。麻衣ちゃんどうしたの。寂しい?」


リビングには入らずに、おやすみを言って部屋に行こうとした私に、ソファーから立ち上がった慶太郎は、こちらに向かって歩いてくる。


「違っ……おやすみって、人に言うの久し振りだから緊張して……」