青空の下月夜に舞う 2

「風呂入る?沸いてないけど」

「シャワー浴びようかな」

「麻衣ちゃんえっちー」



何の話だよ。

ペットボトルを持ち、部屋に向かった私。

リビングを出る時には、慶太郎はソファーに座りながらテレビ付けてた。


ドキドキしないからか。
会話はドラマなんかに出てくる、同棲カップルみたいなのに。


部屋着を手にお風呂場に向かうと、安心しているとはいえ、しっかり鍵をかけてシャワーを浴びた。


お湯が張られてない浴槽。
ちゃんと掃除してあるのが分かる。

頭を洗いながら、

掃除皆でやるのかな。
どうでもいい事なんだけどさ。

なんて。

普通の事を、普通に考えられている事が嬉しくもあり。

無意識に鼻歌を歌いながら、バスタオルで頭を拭く自分と鏡越しに目が合い、少し恥ずかしくなった。