青空の下月夜に舞う 2

玄関で靴を脱ぎ、鍵をかけた慶太郎。


私はそのまま靴を脱ぎ、飲み物を何か貰おうとリビングに行こうとした時。


「お前緊張してないな」


後ろから飛んできた声。

当然ここの家主の言葉で。


「安心してるから、かな」

「うっ!それ言われたら手出せない」


苦しそうな仕草に変わった慶太郎は、笑みを浮かべたまま、私を追い越しリビングへ。

笑いながら私もその後に続く。


どうやら慶太郎も喉が渇いていたのか、手を伸ばしたのは冷蔵庫。


「好きに開けていいからな。食われて困るやつは、名前書いとけ。じゃなきゃ食われても文句言うなよ」

ペットボトルのお茶を2本取ると、一本私に手渡してくれた。