青空の下月夜に舞う 2

チラリと響を見ると、うどんを食べながら適当に相槌を打ったり、笑ったりしている。


“お前が笑ってると……”


不意に思い出した、響の言葉。

カアアっと、自分の顔が熱を持つのが分かる。


「あれ?麻衣ちゃん顔赤くない?」

「え?いや、そんな事な……」


話しかけてきたのは、慶太郎の家でこの前床で寝ていた人。
まさか突っ込まれるとは思わなくて、焦りがもろに出てしまった。


「俺の隣だから照れてんだろ、麻衣」

「いや、それだけはないわ」

「報われねえなお前」


祐也に私に、慶太郎。


「慶太郎うどん延びるよ。私食べるよ?」

「美咲、てめえ左手におにぎり持って吐く台詞じゃねぇよそれ」