青空の下月夜に舞う 2

ここ何年もこんな風に笑って何日もご飯食べてない。

うどんを啜りながら、切に願うなんて。
きっとこの世で私だけなんじゃないか、と。

ちょっとだけ卑屈になりそうにもなるけど。


「麻衣、おにぎり食うか?」

「ううん。入らない」


私の隣は祐也で、運ばれてきたお握り3つを指差し私に問う。

有り難いけど、うどんだけでお腹いっぱいだ。



「お前食わねえから、貧相に見えんじゃねえの。胸」

「し、失礼だな」

「見た目は実際より小さく見えるぞ」

「変態赤頭。猿。話しかけんな」

「麻衣ちゃんナイス。いひひひ」


私達のやりとりに入ってきたのは慶太郎。

……誰の話も聞いてるんだね。