青空の下月夜に舞う 2

背を預けたままだから、祐也の声がダイレクトに伝わる。

でもさ、その答えって、肯定してるようなもんだよね。


「触れるものは傷付けたくなる年頃なの?」

「そこまでじゃねえよ」


ばかだな、って言わなくても言ってる様な口振り。




そんな世間話を祐也としていると、一時間もすれば少しずつ部屋に人数が集まり出して。

今日もそれなりに嫌がったにも関わらず、慶太郎のバイクに乗せられた。

怖い、怖いって言いながらやっぱり異世界できらびやかな世界は、私の頭の余計な考えを消してくれる。


バカ笑いする慶太郎と祐也に、優しく私を見つめる響。
私を笑わそうとしてくれるみんな。

世界の全てがそうなんじゃないかって、錯覚したくなる。