赤い頭で目立つし、絶対関わりたくない人種なのにね。
変なの。
だから余計に……
「あんたもさぁ、踊るの?」
「何言ってんだお前」
だってさぁ。
響と慶太郎見てたら思うじゃん。
一緒にいる祐也もやっぱり、拳を人に向けるのかって。
祐也だけじゃない。ここに来る面子みんなだ。
見た目はそりゃあ……真面目には見えないけど。
「喧嘩、すんのか、って事」
「踊るって全然違くねぇか?」
だってさ。
響は踊ってるみたいだし、慶太郎は何か怖いくらいに非常じゃん。
カーテンに目を向けると、少しずつオレンジ色に変わっていた。
少しの間の後……
「お前は……知らねえ方がいい」
「何その答え」
曖昧な返事を私に向けた。

