青空の下月夜に舞う 2

人のそんな姿すら普通は見たくないだろうに、相手が娘。しかも、可愛くもない。

きっと、もっと嫌われる。


私はそれが一番怖いんだろう。

怖くても仕方のないことなのに、どうして足掻こうとするんだろう。


何度となく繰り返してきた自分への問い。

その想いすらも、吹き飛べば。
何かが変わるのか。

私の求めている答えは見つかるのだろうか。


「麻衣ちゃんは、さ」


その時。

慶太郎が、口を開く。

声に反応して顔を向けると、視線はスマホに落としたまま。私と視線は絡まらない。


「面白いぐらい、バカだよね」

「……、は?」

「いや、意味そのまんまだけど。疑問系で返されたらボク困る」