青空の下月夜に舞う 2

「麻衣」

「……、何」


意識をテレビに向けて、暫く経った時。
響から呼ばれ、顔を向けた。

寝癖を付けた慶太郎は、スマホをいじっている。


「お前暫く携帯の電源切っとけ」

「……分かった」


何で。

ってちょっと思ったけど。
きっと私の為なんだろうと思う。

色々と考えてくれてるからこその想いなら、私も応えないといけない。


この人達を信用するって。
自分で決めたんだから。


……その時。

ふと浮かんだ雄大の顔。



私が家に居ないのを気付いた雄大は、きっと電話をかけてくる。

繋がらなかったら……?


背中がゾワリとして、嫌な鳥肌が立った。