「う……ん、ん~」
私もちょっと腰痛いかも。
ちゃんとベッドで寝れば良かった。
「エロい声」
「!!?」
声を発したのは寝てる筈の慶太郎で。
私は慌てて視線を向ける。
「今日一緒に寝てやろうか。麻衣ちゃん」
目は瞑ったまま、口だけを動かす慶太郎。
からかわれているんだろう、と分かり、私は間近にある慶太郎の足の裏を、ツー……と撫でた。
当然体はビクンと反応し、足を蹴る様な。
宙を蹴る反応を見せる。
「足の裏はダメだろ」
「知らないし」
目を無理矢理開けさせられた慶太郎は、ちょっと不機嫌。だけど笑っていて。
先にふっかけてきたのは慶太郎だし。
遊び半分、睨んでいると「てめぇ、覚えてろよ」と口にし、ニヤリと笑った慶太郎が上半身を起こした。

