青空の下月夜に舞う 2


何で、って言葉は。


「お盆だもん盛っちゃうもんだろ」

「盛らねえよ」



二秒で消え失せた。


類は友を呼ぶって言うもんね。
祐也と慶太郎が仲良しな理由も頷けるよ。


はあ、とため息を吐いた後。
笑い声を上げた慶太郎。

そして。


「つか。吉田じゃん」

「上田……慶太郎、」

「俺の女に手出してんのか」


金髪男は、吉田と言う名前で、慶太郎を丸い目で見てる。

驚き、微妙に焦る様な言葉遣いで。


「ち、ちげぇよ。知らなかったんだよ。お前の女だって」

「ふぅん」

「ほら、普通じゃん?コイツ、じゃない。この女の子。いや、いい意味でだぞ?」


いい意味で普通、って何。
私誉められてる気がしない。

私を指差して話す男が。
話ながら焦りが加速しているのが見てとれる。