そのまま頭を凭れた状態で数十分。
――カチャリ。
部屋の扉が静かに開いた事で、反射的に上体を起こした。
「焦らせるんじゃねぇよ」
「ご、ごめん……?」
入ってきたのは響。
私を見て呆れた様な、ホッとした様な吐息を漏らす。
「飯。買いに行ってたら、お前消えてるから、ちょっと焦った」
「……ぁ」
心配、してくれたのか。
それは悪いことしたかも。
ばつの悪さから、視線を外して俯くと、響は私の隣にしゃがみこみ……
「素麺と、そばどっちがいい?」
「……カレーパン」
「……チッ。てめぇの店で買え。今は二択だ」
「えー。パンがいい」
「二択だっつってんだろ」
心配、が。
こそばゆくて。どうしたらいいのか分からない。
――カチャリ。
部屋の扉が静かに開いた事で、反射的に上体を起こした。
「焦らせるんじゃねぇよ」
「ご、ごめん……?」
入ってきたのは響。
私を見て呆れた様な、ホッとした様な吐息を漏らす。
「飯。買いに行ってたら、お前消えてるから、ちょっと焦った」
「……ぁ」
心配、してくれたのか。
それは悪いことしたかも。
ばつの悪さから、視線を外して俯くと、響は私の隣にしゃがみこみ……
「素麺と、そばどっちがいい?」
「……カレーパン」
「……チッ。てめぇの店で買え。今は二択だ」
「えー。パンがいい」
「二択だっつってんだろ」
心配、が。
こそばゆくて。どうしたらいいのか分からない。

