青空の下月夜に舞う 2

まず焼肉屋に電話を入れ、申し訳ない気持ちはあるけど、親に内緒でバイトをしていて、バレて辞めなきゃならないと嘘を吐く。

副店長だったけど、真面目に働いていた私を、大丈夫か?と気遣ってくれ、更に申し訳なく、何度も謝りを口にした。


次にパン屋。

家族と今ややこしくなっていて、三日程休みが欲しい、と告げると、快く快諾してくれた。


色んな事がありすぎて、少し休みたいのが本音。

通話を終え、パタンと携帯を閉じると、傷だらけの表面を見つめた。



こんなものに縛り付いて。

だから私はいつまでもメソメソするのか。

携帯を握る手に力がこもる。


――壊せたら……少しは私も変わるのかな。


力なく、その場に座ると、ベットに頭を凭れた。