「麻衣ちゃんと俺、何となく似てるよな」
「……は?!」
似てないよ。何処も。
眉間に皺を寄せて、慶太郎を見る。
「見た目じゃねえよ。まぁ俺は麻衣ちゃんみたいに我慢強くないけど」
「私は、そんなに目立ちたがり屋じゃない」
「俺目立ちたがりじゃなくない?」
「そ、その頭で説得力ないよ」
「俺生徒会長とかに立候補しねぇし」
……か、会話が噛み合わない。
この人等と、会話が噛み合わないのは、今に始まった事じゃないけどさ。
いや、思考が違うから暴走行為をするのか?
喧嘩もまたしかり。
一人頭で無理矢理納得していると――――
「ちょっと真面目な話、していい?」
投げ掛けられた言葉に、ちょっとだけ体が強張った。

