青空の下月夜に舞う 2




***



「疲れたろ?大丈夫か?」

「うん」



先に帰ってろと、響に言われ、集団から抜け出した私達。

最初は五台ぐらい来てたけど、慶太郎の家に着く前に、散り散りになった。




マンション下。

いつものバイクを止めてある場所に着くと、静かにエンジンを切って、地に足をつける。



ちょっとだけ腰が痛いけど、大丈夫。

それよりも……


「まだドキドキしてる」

「あははっ。まあ、そんなもんだ」


楽しそうに笑い、金髪が揺れる。


部屋のキーを開け、二人リビングに行くと、慶太郎から冷蔵庫から出したジュースを手渡された。


「オレンジでいい?」

「ん。ありがと」