青空の下月夜に舞う 2

そんな事を繰り返す事数十分。

不安ばかりだったドキドキが、違ったドキドキに変わってきている自分に若干戸惑う。


だけど、追い越して来るバイクの人も、顔は隠してるけど、よく見ると、知った顔。

響や慶太郎も、楽しそうで。

みんなが私を気にしてくれているのが、視線で感じた。


「麻衣!!」


その時。一台のバイクが斜め後ろに付く。

目を向ければ、何処に居ても目立つ赤い髪が。


「パンツ見えてっぞ!」

「っ!嘘?!」

「嘘だよ、ばーか!ケツの下にしっかりスカート入れてんじゃねーか!」

「ふざけんな!」

「ああ?聞こえねぇ!!」

「あはははは!」


私と祐也のやりとりに、慶太郎が笑う。
響が微笑む。




……ヤバイ。私、楽しくなってる。