青空の下月夜に舞う 2

私達の隣に、一台のバイクが横に並んだ。

視線を向けると――――響。


「黒邪気見つけても無視しろ」

「つまんねぇなぁ」


二人のバイクを先頭に、バイクは走り出した。


つまんなくないし!
慶太郎、お願いだから私を殺さないでよ。


ドキドキしているのは、明らかに不安感からで。

いつもの街並みが違って見える。


根っからのビビり症の私。





だけど……




最初は煩いと思っていたバイクの音も。

剥き出しの足が怪我するかもしれないという恐怖も。

ヘルメットを被っていない事でさえ。


暫くバイクに乗ってると、段々薄らいでいく。


大通りに出たところで、数台のバイクが次々と合流して。

ちらりと後ろを振り向けば、沢山のヘッドライトが。