青空の下月夜に舞う 2

視線の先には、数台のバイク。

腰掛けて男達が談笑しているのは、スーパーの入り口斜め手前。


遠目だけど、いつも慶太郎の家に居る人達ではなさそう。



話せば普通の人かもしれない、と。みんなを見て思ったのに、やはり普通とは言えない風貌が、関わりたくないオーラを私から発させる。


なるべく目を合わさない様にして、そそくさと中に入ろうとした。


「お。女じゃん」

「こんな時間に一人は危険よ~?ってか?」

「あはははは!」



早歩きで通りすぎ、自動ドアをくぐる。
からかわれたし。

やっぱり偏見は拭えないよ。


帰りは反対の出口だし、と。心に言い聞かせて、お惣菜コーナーへと急いだ。

願わくば、私が買い物終わったら、いないってのが理想だけど……そんなに現実は甘くないみたい。