青空の下月夜に舞う 2






「雄大の事が好きで。だから私……っ。でも今は好きかも分からなくて……!」



「…………は?」



懸命に言葉を繋いで行く中、先程私に話しかけた声のトーンとは明らかに違う音。



俯いていた顔をゆっくり、上げる。


ま、さか……お母さんは。違う、よね……?
背中に冷や汗が伝うのは日常で。

ほんの一瞬の気の緩みが。



「あなたが、雄大くんを傷つけているの?」



お母さんと別れる事になろうとは。

考えもしなかった。



よく考えれば分かる事なのに。

お母さんが雄大をどれだけ可愛がっているか。
私以上に大切にされているか。