青空の下月夜に舞う 2



私は、涙が溢れる目を必死に押さえる。




嬉しくて、嬉しくて。

お母さんが、私を想ってくれた事が。



お母さんが、先生に説明に行く為、一度その場を離れ、しばらくしてまた戻ってきてくれた。


「最後の5時に回してくれるそうよ。職員室横に相談室があるらしいから、そこなら人が来ないって」


その言葉に頷き、私は職員室へと向かう。


相談室は使ったことなかったけど、場所は分かっていた為、鍵が開いたそこのドアノブを回した。


中には机と、パイプ椅子が二つ。


先生と生徒が二人きりで話す為の部屋だと。
通称説教部屋だと言われて、ここに立ち寄る人は居ない。

ここなら、全部話してしまっても。


――カタン。

お母さんがパイプ椅子に座る。


未だ止まらない涙を拭い、私は拳を握った。