青空の下月夜に舞う 2

それだけで、もう天にも昇る想い。

後少しで、面談が始まると言うのに、泣いてしまいそう。


ここは学校で、周りには生徒やその親達がチラホラ居るのに。


私は下駄箱から動けず、喉の奥の痛みを堪える事しか出来ない。


すると、お母さんが私より先に口を開く。



「一番いい方法を考えるから。大丈夫よ。雄大くんと何があったんでしょう?」




その言葉が。

私には充分過ぎる位、深く染み込んだ。




よく考えれば……“誰”にとって一番いい方法なのか。

分かった筈なのに。


今まで唯一の味方だった雄大は、味方ではなくなり、想いを口に出来ないもどかしさが。

簡単に心の鍵を壊した。