青空の下月夜に舞う 2

カアッと自分の顔が熱くなるのが分かる。


「何でこんな……っ」

「麻衣を、ずっと俺のものにする為」


雄大の目は座っていて。


「どうする?謝るなら今の内だけど?」


リビングから聞こえる水の音。

きっとお母さんは雄大の為に、氷水を袋に入れてるんだろう。


こんな姿。
お母さんじゃなくとも見られたくない。

涙は既に止まっていて。


「どうする?」


私は、何で雄大を好きになったのかさえ。
分からなかった。

むしろ、こんな雄大知らない。

雰囲気が、ガラリと変わって。空気がピリピリしているのが分かるなんて。


「………ん……さぃ」

「……ん?聞こえない」


お母さんが私を守ったように。
次は自分が、お母さんを守らなきゃと。

まだ中学生だった私は。他の手立てが分からなくて。