振り返り、ドアノブに手をかけ、自分はもうどうなってもいい、とすら思った。
少しでも。
お母さんが私の味方をしてくれれば。
私は……っ。
強く地面を蹴り、扉を開けようとした。
けれど。
――私の手首を。雄大が力強く掴んだ。
「俺から離れるなら。全部バラすよ」
「……っ!!」
思わず息を飲む。
雄大の手には、スマホが握られていて。
目の前に付き出されたディスプレイには。
「こんなの見たら、どうなるかな?」
ディスプレイを、雄大の綺麗な指がタップする。
『……ん、あっ、……もっ、ゆぅ……ひゃあっ』
夢中で分からなかった。
スマホの中では、自分だとは認めたくない……
“真っ最中”の“女”の姿の……私。
少しでも。
お母さんが私の味方をしてくれれば。
私は……っ。
強く地面を蹴り、扉を開けようとした。
けれど。
――私の手首を。雄大が力強く掴んだ。
「俺から離れるなら。全部バラすよ」
「……っ!!」
思わず息を飲む。
雄大の手には、スマホが握られていて。
目の前に付き出されたディスプレイには。
「こんなの見たら、どうなるかな?」
ディスプレイを、雄大の綺麗な指がタップする。
『……ん、あっ、……もっ、ゆぅ……ひゃあっ』
夢中で分からなかった。
スマホの中では、自分だとは認めたくない……
“真っ最中”の“女”の姿の……私。

