青空の下月夜に舞う 2




「出ていきなさい」




「……ぇ……」



一瞬。

世界が真っ暗になった気がした。



ナニ、イッテルノ……?


お母さんはそれだけを口にし、踵を返すと、雄大に近付いて


「雄大くん大丈夫?ごめんなさいね。父親が乱暴だから似たのね」


おかあ、さん?


「氷持ってくるから、待っててね?!跡にでもなったらいい顔が台無しよ?」


嘘で、しょ?

リビングに足を向けたお母さんの姿が玄関から消え、雄大を見ると……


ゆるゆると口角を上げて――……笑っていた。




「ね?麻衣には俺しか居ない。謝るのは麻衣だよ?」




もう……嫌だ。