青空の下月夜に舞う 2

少し前までなんて事なかったのに。

雄大とこんな風になってから。
唯一気になる事だ。


「喧嘩……またするの?」

「え。しないよ」

「有名だよ。バスケ部は不良の集まりだって」

「ははっ。スポーツマンに失礼だね」


そうやってはぐらかすんだから。



並んで歩く帰り道。

色んな方角から、探りを入れたけど、雄大は曖昧に交わすだけ。

あんまりしつこい私に、


「麻衣は女の子だから、レディースなんかになっちゃダメだよ」

「え!雄大暴走族なの?!」

「違うし。はははっ!例えばの冗談なんだけどな」


雄大が悪乗りして、会話はフリダシ。

もういいや。
教えてくれないなら。


いつも守ってくれる雄大だもん。
きっと知らない方がいいんだ。

ポジティブに考えよう。