青空の下月夜に舞う 2


文化祭も終わり、いよいよ三年生は受験本腰って空気。


夏の大会でバスケ部を引退した後も、雄大は図書館で勉強しながら、私の事を待ってくれている放課後が、

兄と妹

ではなく、恋人っぽく感じてにやけてしまったり。



その日も、ウキウキしながら図書館の扉を開く。


「おっわったよー!」

「……ああ。分かった。じゃあ来週な」


……私がドアを開けた時、雄大は電話中で。

私が入ってきたのと同時に会話を終わらせた。


「また悪い事話してんの?」

「女の子はいーの。気にしなくて」



……中学に入った辺りから。
雄大が夜出掛けたりする様になったのは、知ってる。

たまに怪我をして帰ってくる時もあり、お父さんは「男の子は少しやんちゃなぐらいがいい」とか言うし。