青空の下月夜に舞う 2


話しかけても、冷たい言葉を言われる。


中学に入ると、部活に没頭した。

陸上部。



走ってる時だけが、頭を空っぽにしてくれた。




そんな私の唯一の理解者は雄大だけ。


「今日もお疲れ様」

「待ってなくていいのにー」

「襲われたらどうすんの」


友達には言えなかった。

みんな好きな人とか、カッコイイ先輩に夢中になる中、親から冷たくされるのが悩みだなんて。

中学にもなって、マザコンだと思われるんじゃないかって。


「知恵さん今日父さんと外食だって。俺達も外で食う?ファミレスなら奢れるよ」

「やった!雄大の奢り~」

「さっきまで走りまくってた奴が元気だな」

「へへっ」


雄大と帰る時間が大好きだった。