お母さんが部屋から出てくる事はなく。
「どうしよう」を繰り返しながら、泣き続ける私。
雄大がずっと私を慰めてくれながら、二人で眠った。
その日から。
私はお母さんに一度も抱きしめられた事がない。
「はあ、また百点じゃないのね。雄大くんは出来るのに」
テストを見せると、そう言われた。
頑張って百点を取ると、
「自慢しないでよ。上野にそっくり」
日に日に冷たくなるお母さんに、不安が大きくなる。
「また、男の子と喧嘩?さすが上野の子ね」
昔は。
雄大を庇って、男の子と喧嘩した時は、誉めて抱きしめてくれたのに。
その言葉をきっかけに、私は女の子とばかり遊ぶようになった。
近所の仲良しの男の子達は、凄く不思議がったけど、お母さんに抱きしめて欲しい一心で。
かけっこより、戦いごっこより。
勉強や、お絵描きをした。
頑張ったわね。
上手ね。
って。
言って欲しかったから。
「どうしよう」を繰り返しながら、泣き続ける私。
雄大がずっと私を慰めてくれながら、二人で眠った。
その日から。
私はお母さんに一度も抱きしめられた事がない。
「はあ、また百点じゃないのね。雄大くんは出来るのに」
テストを見せると、そう言われた。
頑張って百点を取ると、
「自慢しないでよ。上野にそっくり」
日に日に冷たくなるお母さんに、不安が大きくなる。
「また、男の子と喧嘩?さすが上野の子ね」
昔は。
雄大を庇って、男の子と喧嘩した時は、誉めて抱きしめてくれたのに。
その言葉をきっかけに、私は女の子とばかり遊ぶようになった。
近所の仲良しの男の子達は、凄く不思議がったけど、お母さんに抱きしめて欲しい一心で。
かけっこより、戦いごっこより。
勉強や、お絵描きをした。
頑張ったわね。
上手ね。
って。
言って欲しかったから。

