青空の下月夜に舞う 2


私の顔を見て、ハッとしたのか。

お母さんは、すぐに私を抱きしめてくれた。



「ごめんなさい!ごめんね、麻衣、痛かった?!ごめんね、ごめんね」


背中に手を回し、ギュッと服を掴む。


「いいよ。痛くない」

「ごめんね、もうしないからね?!」

「うん」



西日が窓から射し込んで、綺麗なオレンジ色の部屋。

私の肩が、お母さんの涙で濡れる。



なんで、泣いているの?



簡単な質問でさえ、お母さんに問う事が出来なかった。


あんな目で見られたくない。

幼い心には、深く染み付いた恐怖。



もうしない、の言葉を信じたい。

だけどその想いは、たった2日で崩れ去った。