青空の下月夜に舞う 2



「麻衣ちゃん、だよ」



裸女の言葉に、目を丸める。

私……?



「それはどういう意味です、」

「麻衣ちゃんはね、普通の子よりも普通だよね。だから、」


私の言葉を遮って話し出した裸女……だったけど。
話の途中で言葉を詰まらせ。

眉間に皺を寄せて、微妙に悩んでいる表情を浮かべた。


「私が言っていいのか分からないけど……」





部屋が静まり返った様に。
テレビの音はもう完全に、耳に入ってこない。



「アイツ等……私もだけど」


ドクン、と心臓の音が全身を駆け抜けた。




「もう、全部知ってるよ……?」




私の目をしっかり見て。

膝の上に置いた手。



裸女が、優しく私の手を包み込んでいた。