いやいや。私はウケない。
私を見て裸女は、ケタケタと笑っているもんだから。
咳が落ち着いて、再びカフェオレを口にし、「あー……」と言葉が漏れる。
「変わってると思われてた?」
「はい。かなり」
「えー。言ってよぉ」
言えないよ。
脳内では、貴女の事を裸女って呼び名で定着しているだなんて。
でも……“私は誰の前でも裸は平気です”って言われるよりも、納得出来たかも。
初対面でこの話されたら、余計に分からなかっただろうけど、今なら“なんとか”分かるレベルだ。
一人、頭で考えていた……その時。
「今ね、ちょっと心配なのは」
少し俯いて、いつもよりワントーン低い声で。
裸女が話し出した。

