翌日。
バイトを仮病で休んだ。
焼肉屋の副店長は、心配する素振りだけを見せ、早々に電話を切った。
お腹は減らない。
喉。ちょっと渇いたけど……まぁいいや。
この日。どうしても起きる気力が沸かず、眠り続けた。
泣いたせいで頭と瞼が重かったからかもしれない。
眠っている時。
何度か携帯が鳴っていたけど、雄大なら家に来るだろうし、来客がないから違う人だと決めつけて。
もし。
相手が裸女なら私は無理して笑うだろうから。
セナなら、メールで許してくれる。
祐也なら……あいつは出なくていいや。
次に目覚めた時は朝の4時。
自分の体がとてつもなく汚く感じた。

