青空の下月夜に舞う 2


翌日。

バイトを仮病で休んだ。
焼肉屋の副店長は、心配する素振りだけを見せ、早々に電話を切った。



お腹は減らない。

喉。ちょっと渇いたけど……まぁいいや。


この日。どうしても起きる気力が沸かず、眠り続けた。

泣いたせいで頭と瞼が重かったからかもしれない。



眠っている時。
何度か携帯が鳴っていたけど、雄大なら家に来るだろうし、来客がないから違う人だと決めつけて。


もし。
相手が裸女なら私は無理して笑うだろうから。

セナなら、メールで許してくれる。

祐也なら……あいつは出なくていいや。





次に目覚めた時は朝の4時。


自分の体がとてつもなく汚く感じた。