青空の下月夜に舞う 2

土曜日のバイトは、パン屋も、焼き肉屋も入っていて。

日曜日も、どちらもシフトが入っていたのだけれど、前に休みを変わった相手が、都合よく変われる事になり、1日休みに出来た。






「今日は素麺」

『もっと食え。肉食えよ』

「昨日しょうが焼きだったし。いいの」



バイトの帰り道。

いつもの響との電話。
今日は私が家に着くまで話していた。


鍵を出して扉を開ける。
スイッチを手探りで見つけると、部屋に明かりが灯った。


「じゃあね。……また明日」

『ああ。しっかり寝ろよ』


いつもの言葉に、“また明日”を付け加えて、電話を切る。

ビニール袋に入った素麺のお弁当を、テーブルに出してテレビをつけた。