青空の下月夜に舞う 2

翌日目が覚めると、家の中はシンとしていて。


玄関を見に冷たい廊下を歩くと、靴は昨日来た時のまま。

私と響のモノしかない。


リビングに行ってみたけど、響の姿はなく。


片っ端から部屋を見て回るのは失礼だよね。

部屋に戻り、鞄を手にすると、私は慶太郎の家を後にした。


いつもバイクが停められてある所にも、当然その姿はなく。

おそらく、帰ってきてないんだろう。


久しぶりに、お馴染みのバス停に着き、携帯を開く。

着信等はなく、ただ時刻を示すだけ。


夕方まで時間あるけど。帰ってのんびりしてよう。

夏期講習で忙しいであろう、セナに、


【夏休み満喫中?少しは遊ぼーよー】


メールを送信。


携帯を鞄にいれて、バスが来るまで八分。
何も考えず。ただひたすら、ボーッとしていた。