青空の下月夜に舞う 2

もう私は今小学三年生ではない。

真実を雄大に問い詰めた年齢からは、かなり成長している。



普通じゃない、家族。


今はもう受け止められている。




だから、私は今一人暮らしをしているのだから。


離れたかった訳じゃない。

拒絶をしたのは、私じゃなく……向こう側だ。




響に話しながらも。
全てを話してしまうと、軽蔑されるんじゃないか、と思ってしまう。


だから。

話している間も、こんなにも言葉が繋がらない。



一人は平気な筈。

一人は楽な筈なのに。


優しくされると、すがりたくなってしまう。



頭の中は、フラフラユラユラ揺れて。

いつだって私は中途半端なままだ。




それ以上は。もう私には話すことが出来なくて。
震える手をギュッと抱きしめたまま。

リビングは沈黙に包まれる。