食べ終わったらどうしよう、って考えが、無意識にアイスをゆっくり食べていたのかもしれない。
カップでよかったよ。
かき氷がサラサラになってきている。
「バイト……」
「……へ?」
「明日あんのか?」
ああ。
明日の予定ね。
「夕方から焼肉屋で入ってるけど」
「……そうか」
「……」
え。何この間は。
一気に体が緊張してきた。
私から視線を外した響は、テレビの方へ目を向ける。
響が食べ終わり、私がアイスを空にして、コンビニの袋にゴミを纏めるまで、響の口が開かれる事はなく、次に話し出したのは、番組からCMに切り替わってからだった。

