「もちろん,愛してる」

口を離してそう言えば真っ赤になる美優
あーかわい。

「あ…ぅ//」

「ヤキモチ妬いたんだ?(クスッ」

「だ…だって…
私,子供っぽいし…色気とか…ないし」

「俺はそんな美優が好きなの」

「ほんと?」

「ほんと
だからさ…美優もチョコちょうだい?」

「う、うんっ!!」

明るく笑って台所に向かって走っていく小さな後ろ姿に思わず愛しいなって思う。