っへ!?
慌てて額を押さえるも、
うん!これはいつもの夢だ!
昨日退治しようとしたバイオハザードウィルス、撃退しきれなかったか…
それとも慣れない二日酔いで幻覚見てるか…
ブツブツ思いながら布団にもぐると、
「夢じゃねーよ。ついでに言うと幻覚でもない。
起きろ」
黒猫の声が再び耳元で聞こえてきて
ガバッ!
私は今度こそ目を開いて起き上がった。起き上がると頭が痛い。
「や………倭人…?」
「はい。黒猫倭人です。
てか何か着ろ。
目のやり場に困る」
黒猫は仏頂面にほんの僅か薄桃色を浮かべて、恥ずかしそうに顔を逸らしながら、ズイと服を突き出してくる。
私は突き出されたブラウスやらスカートやらを受け取って慌てて前を隠す。
ちょっと布団が捲りあがってて涼子の上半身もむき出しになってたから、それも慌てて直した。
「な、何であんたが……?」
「自分で呼び出しておいてそれはねーだろ?
ご丁寧にも鍵の隠し場所まで伝えてきて」
「え!?私が!
ってか…いつ…来たの?」
「…さっき。電話掛かってきたの真夜中で電車なかったし、そんで始発に乗ってきた」
ギャーーー!
私は何てこと!
酔っぱらって黒猫呼び出しておいて、しかも覚えてないと言う失態。
ああ…穴があったら入りたいよ。
って言うか自らスコップで穴掘りたいよ~(泣)



