―――「でね!ホテル行こうとしたら電話よ!」
私はワンカップ大関からだいごろーに変えて涼子の前でぐちぐち。
ベッドに寝転んでだらだら。相手が涼子だからどんなぐだぐだな姿見られてもへーき。
「そんなことだとは知らずごめん」
涼子は申し訳無さそうにカクテルの缶に口を付け、黒猫にもらったクマちゃんをしげしげ。
「でもぉ、可愛いじゃない黒猫くん♪」
ぎゅっとクマを抱きしめて笑う涼子。あんたの方が可愛いわよ涼子。
「ねー、涼子ぉ。
あんたは溝口さんとした?」
酒の力もあってか、私は普段聞けないことをストレートに聞いてみた。
「…う、うん。まぁ」
涼子は恥ずかしそうに顔を赤らめて顔を逸らす。
「嘘!マジで!」
ガバッ
私は体を起こすと、ベッドの下に体育座りをしていた涼子が益々顔を赤らめてそっぽを向く。
私はベッドの上に再び寝転がってちょっと想像してみた。
何か全然いやらしさを感じない。むしろ美しいんじゃないの!
バイオハザードウィルス全開だな。
思わず鼻血を吹き出しそうになって私が鼻を押さえてると
「想像しないで」
と涼子は恥ずかしそうにクマを押付けてくる。そのクマを押しのけながら
お互いお酒がかなり入ってるからな~女子のぶっちゃけトークもたまにはいいよね。
黒猫との夜デートは中途半端に終わっちゃったけど、ガールズナイトも楽しいかも。
しかし溝口さん…相変わらず手が早い。
とちょっと考えて…
いかん、いかん!バイオハザード変態ウィルスを増殖させちゃダメ!
と言う具合に頭をふりふり。



