「うまい。マウスの人結構センスあるじゃん」
と黒猫はお魚ビスをもぐもぐ。
やっぱりネコ。お魚が好きみたい。ってか気に入ったみたいだな、良かった。
ちっちゃなお魚ビスを口に入れる黒猫。その少年らしからぬ色っぽい唇に
目が釘付け。
バイオハザード変態フィルターが掛かった視界に黒猫の姿が映って、
またもピンクのオーラが…
じー…と見つめていると、
「何スか?」と黒猫が訝しそうに眉をひそめてちょっと顔を逸らす。
き、キスしたい。
とは言えず…
「ああ…これ、食いたかったの?」
と黒猫は勝手に納得して、お魚ビスの一つを私の前に差し出してくる。
「へ?…うん」
とりあえず頷いてみた。別に食べたかったわけじゃないけど…
黒猫は極上の笑顔を浮かべて私に笑いかけると、お魚ビスを軽くかざす。
「はい。あ~ん♪」
そう言われて、私は目を開いた。
か、彼氏から『はい、あーん』てのは初めてだ。
もちろん自分からやったこともないけど!
は、恥ずかしい…ケド



