みけネコお父様のお許し(?)も得たわけだし、私は黒猫を一人ベッドで寝かせたままシャワーを浴びた。
久しぶりにしたきっちりメイクと疲れを落としたかったのもある。
シャワーを浴びている間、黒猫が起き出してくることも考えたけれど、その心配もなくお風呂から上がっても黒猫は私のベッドで大人しくねんねしていた。
さっきは向こう側を向いていたのに今は手前を向いて布団の端を抱きしめている倭人。
んー…黒いネコが眠っているようにしか見えない。
って、目を覚ませ朝都。
私のベッドで眠っているのは高校男子で、ついでに言うと私の彼氏だ。
しかし、何故なんだ。
艶かしい雰囲気が微塵もない。
あどけない寝顔……超可愛いし。
黒猫は私のベッドを占領して、一人夢の中。
私もベッドに上がると黒猫をちょっと隅においやって一人分の寝るスペースを確保。
「黒猫~、ごめん…ちょっとだけ向こういって」
とちょっと黒猫の体を押すと黒猫は窮屈そうに体をよじらせて
「んー…」と可愛い声を上げながらも大人しく片腕を上げる。
私はその隙間に入り込むように黒猫の腕の中。
私が布団の中にもぐると黒猫の上げた手がすぐに私の体の上に降りてきた。
黒いネコを抱っこするどころか、抱っこされてる私。
あったかい黒猫の腕の中で
私もいつしか眠りに入っていた。



